浪人生は伸びないのか (2)
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まだ間に合うと思うことが敗因
浪人生の場合に問題となることなのですが、自分ではまだ間に合うと思っていても現実にはもう間に合わなくなっていることが多いのです。
浪人しなければわからないことなのですが、不思議なもので浪人生は現実以上に余裕を感じてしまうのです。
実は余裕が無いということを他人がいくら言っても、自分の場合は特別だと思って聞き流してしまいます。
そして最悪の事態、秋くらいに、もしかしてもう間に合わないのではと実感することになるのです。
そこから必死にやることになるのですが今までやっていませんでしたから、たいして伸びずに受験を迎えるということになるのです。
気付かないうちにもう間に合わなくなっていた。
これが浪人生が伸びない理由です。
最後は本人次第
繰り返しますが浪人生は能力がないのではありません。勉強しないから伸びないのです。
逆に、当たり前ですが勉強すれば伸びます。
私自身は浪人して勉強せずに伸びなかったという経験もしましたし、その後また浪人して勉強して伸びたという経験もしています。
浪人して勉強するということはかなり難しいことです。
もちろんこれは勉強する内容が難しいという意味ではなく、「まだやらなくても間に合うから勉強は少し休もう」という誘惑に常に負けずにいることが難しいのです。
できないことではありません。言ってしまえば全て自己責任ということでもあります。
あとはこの話を聞いてこれからどう行動するかです。
