菊地英語塾トップページ > 書き物 > 単語勝負 (5)

単語勝負 (5)

--- 書き物一覧 ---

決戦の日

宣戦布告からいよいよ1週間経ちました。単語対決当日です。

実は単語を覚える作業をする度に記録をしていたのですが、ここまでで細切れに26回やっていました。1週間で26回ですよ。時間は取ろうとすれば取れるものです。

さあ勝負です。方法は60問一本勝負。

ルースト君の単語テストはこちらで作成済み。

私が受けるテストについては自分で271個全ての問題を作っておいて、ルースト君に何番をやればいいかその場で60個選んでもらうことにしました。(1番~100番までのうち、4の倍数+2の番号を回答するみたいに。)

結果発表

答えに詰まることなく、まさに瞬時に単語の訳を60連続で書き入れていきます。

そして採点。

結果はルースト君、9割。

私満点。

圧勝。コテンパンにしてやった。

勝負前から自分の出来は予想していました。これは当然の結果です。

ルーストは負けは負けですが、テストの点だけ見れば過去最高です。

まだ甘いけど最低限の仕事はしたかな、そう思って勝負は終わりました。

実験

そもそもなぜこんな単語勝負などをしたのかというと、ルースト君を体当たりでやる気にさせたかったことの他にあと2つ目的がありました。

今こうしてここにネタを書くことがその目的の1つ。

そしてもう1つは、自分がどれだけ英単語を覚えられるのか実験したいと思ったということです。

単語を覚えるようにと普段から生徒には言うのですが、そもそもそういう自分はどれだけできるのだろうかと少し疑問に思っていたのです。

自分で単語が覚えられないのに生徒には覚えろというのでは説得力がありません。

それと紙一枚にして例文も見ずに無理矢理単語を覚えられるのかというのも試したい。

なんとなくそんなことを思っていたとき、ふがいない点をとっているルースト君がいたので、ちょっとやってみたのでした。

結果、やっぱりできるじゃないですか。覚えようと思ったらできるんですよ。

26回見直すくらいのことをすればこれくらいできます。

もし私と同じ取り組みをしても覚えられないという人がいれば、記憶力の差など別の原因を探る必要があると思いますが、そこまでやらずに単語を覚えられないといっているのであれば話になりません。

はっきりと努力不足です。

だいたいこんな難単語を覚えても私にメリットは何もありません。それでも淡々と覚えることは可能なのです。